「やや受けというか大受けですね」
「つーか、きっと思い切り引かれましたね。これで。あたしだったら、見なかったことにするな」
「……良いいのよ、もう」
「何、いきなりやさぐれているの?いい年こいた大人が、指をちっちとまでしちゃって」
「大したことじゃないんだけどさ、会社の人に見られているんだよね。このHP。えへへへへ」
「嗚呼、そりゃあ壊れた笑いするしかないわね」
「もう、どんどん莫迦になるから、見ないでねとは云って置いたんだけど、一度犯してしまったタブーは、犯し続けられるもんなのよね、紫龍のように」
「何がヤバイって今の発言じゃないの?」
「いいんだよ、正体、見破られたら月に帰れば良いんだから。ハハハハ」
「月って、何処に有るの?」
                       間。                     
「真面目な話『農業紫龍』にしようと思ったんだけどさ、ちょっち似合いすぎているから、哀しくなってね」
「つーか、いつも以上に意味が繋がってないじゃん」
「『農業少女』って知らない?深津絵里とか……(どうやら、他に思い浮かばなかったらしい)が出ている野田秀樹の芝居、NODAMAP行けなくなってさ。4日の昼の部。お友達と会社ばっくれて、芝居見て、ウマイもの食って、有意義に紫龍の誕生日を過ごそうと思ったのにさ、全部しょっくるパー」
「それって、紫龍には全然、関係ないじゃん」
「鹿賀丈史のマクベスつうか、高橋惠子のレディマクベスも行けなかったし、そのウサを晴らそうかなと」
「……それで『
一日3回以上乗るなら
   紫龍一日乗車券500円
』」
「えへっ、楽しげでしょう」
「つうか、何?500円って」
「元ネタとなったのが都バスの一日乗車券のキャッチコピーなんね。ビックサイトにバスで行ったことのあるお嬢さんなら、ご存じだと思うが、都営バスって立っても座っても一回200円だから、3回乗るとモトが取れると」
「……」
「えへへ、誰が乗るかは貴方のお好み。想像妄想次第。いいねえ、文字の力って。貴方を自由な世界へ案内させて頂きます」
「……まあ、とにかくこの紫龍、自動販売機で売られてなくて良かったね?」
「……何を言い出すんだ、己は」
「だって、自販機だったら500ゥォンでも買われちゃうような気がしない、紫龍って」
「……」

 これでいいのか、誕生日
 だって、紫龍なんだもんーーー。これはあれも
なのさって、



                  
これ以上、ボロが出ないうちにばっくれる






































































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