今までのあらすじ

一度は恋人から普通のクラスメイトに戻ることを決めた氷河と紫龍。
このままずっとそのはずだった。
しかし、しのつく雨の中、偶然再会した街角。

紫龍の口から、「ヒョウ・・・ガ・・君?」と、漏れ出た時、
氷河の中で何かが弾け飛んだ。

「あっ、・・・やっ・・・」

 次の瞬間、氷河は紫龍を抱きしめていた。

「だめだよ?ね?おねがい・・・氷河・・・こんなこと・・・
俺達、ただのクラスメイトなのに……」

全ては紫龍の云うとおりなのだ。もう触ってはいけないのだ。
なのに唇は互いを求めていた。氷河も紫龍も。
   息を弾ませて。いけないと判っているのに、
         そう決めたのに、唇だけが裏切って求め合う。

「氷河ああ、」紫龍は叫ぶ。
「何でこんなコトをするんだぁ」

 答えられない唇は紫龍の頬に触れる。指が紫龍の唇に。その間も。

「駄目なのに、クラスメイトがこんなコトしたら駄目なのに・・・」
 「なんで?なっ、なんで・・・こんなことするの?」
   「ねえ、なんでかなあ?」
    「なんでおれたちこんなことしちゃうのかなあ?」
      「いけないのに」「駄目なのに」
        「なんでかなあ?」

「わかんね」
         って、でも、することはするのね、氷河.......
 そして、私たちはそんな君が好きさ。

と、いう感じで「最終兵器紫龍」再びです。週間スピリッツ連載「最終兵器彼女」
高橋しん先生。(でも、内緒にしてネ)第6章恋(1)

マンガの場面を小説風に割ってみました。
いかがなもんでしょう。実はあんまりラクでは無かったですけど、楽しかったです。
何か燃えますね、やっぱ。勉強になりますし。(本当か?)

 イマイチ状況が判らない方は(いや、大半がそうだと思いますが)
紫龍は自衛隊に改造されちゃって、最終兵器の聖闘士、
氷河は紫龍のカレシで普通の高校生という状況を想像しましょう。
ね。もーこれだけでイタイでしょう?

聖闘士だったら、一緒に闘いに行けるけど、
高校生氷河は紫龍の帰りを待つだけなんだもの。

 ちなみにコレの続きはどうなりましたかというと、
この後も色々あって、(彼ら、若いから)と、いうか、
肝心なところで男がポカやって、で、女の子の台詞。

(自分たちの街の上空に現れた敵を全て殲滅出来ちゃう、
そして、そのことに胸の痛みが少なくなっていく、
もう、貴方と逢った頃の私ではないけれど)

「こんな女でも好きかい?」

で、次週予告になりました。北海道弁が染みいりますね。
つうか、やっぱクラスメイトって萌えるなあ。なんか青春という感じが。
紫龍、ブレザーだし←という莫迦はほおって置いて。

ちなみに前回(莫迦話2)の時は鋼鉄羽根紫龍(女の子は戦闘時に羽が生える)
がみたいざんすと、筆を滑らせたら、
「かわいいひと」のネジ様が、バナーを作って下さいました。ヽ(^。^)丿
どんな莫迦なことでも書いておけば、実になるのねえと、思い知った瞬間です。
しかし、今考えると、大変ずーずーしかったし、そして幸運だったのでしょう。
改めて、ありがとうございました、ネジさん。

 さて、こんな風に周囲に迷惑かけどうしながら、なんやかんやと一周年。
莫迦っぷりは益々ヒートアップしていきますが、
皆様の温かい眼差しのおかげで、なんとかやってこれました。ありがとうございました。

相変わらず「こんな紫龍」しか書けませんが、(笑)
これからもよろしくして頂けると、嬉しいです。

 と、はなはだ簡単ではございますが、一周年のご挨拶と感謝の言葉に代えて。

                                    <(_ _)>




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