「一見すると自殺でしたが、幸いなことに殺人事件でした。
　　　　　自殺では２時間４５分のドラマを私は保たせることが出来な
　　　　　かったからです」

　　　　　と、いうのが原文。コレなんだというと、「古畑ＶＳ　ＳＭＡＰ」
　　　　　の冒頭で脚本家の三谷好喜がしゃべっていた前説から。
　　　　　って解説しないと本当に判らないよね。

　　　　　友達のすまっぷさんのファンの子に聞くところによると
　　　　　（ファンでは）あんま評判が良くないみたいでしたが。
　　　　　正月見るモノが無くて、なんとなく、というか、
　　　　　見直したらやっぱり面白かったです。
　　　　　
　　　　　ぶっちゃけて云うとスマップ５人が力を合わせて殺人事件を
　　　　　犯すんだけど、古畑はお見通しさという話なんですが、
　　　　　彼らが同じキンダーホームで育ったという泣かせる設定が
　　　　　実に生きていて、つまりだから、この話はウソなんですよぉ
　　　　　と、最後に「フィクション」ですってテロップを流す前から、　　
　　　　　さり気なく知らしめている。それでも彼らが殺人を犯し、
　　　　　古畑に追いつめられていくという緊迫感は消えない。
　　　　　
　　　　　脚本のキャラがしっかりしているから、（当て書き・・・
　　　　　演じてくれる役者さんを想定して脚本を書くやり方の、はず
　　　　　（笑）だと思うけど）リアルとパロディ境目ギリギリのイイ意味
　　　　　での緊張感が生まれていると思うのです。全く余談ですが
　　　　　戸田恵子がやったジャーマネが良かった。「たくや」と、呼び捨てにしちゃう
　　　　　　お姉さま。同人だったら、カップリングにしちゃうね。あたしは。
　　　　　
　　　　　んでは、なぜこの台詞を紫龍の誕生日に持って来たかというと
　　　　　パロディやるものとしてはコレくらいはやらにゃあいかんという
　　　　　お手本だと思うし、私にとっての目標なのです。豪華な。　
　　　　　　
　　　　　原作では逆立ちしたってあり得ない話をつらつら書いている
　　　　　ワケですが、ほんの少しでも私のリアルが伝わるのである
　　　　　ならば本望ですし、又、そうなるように志だけは持っていたい
　　　　　のです。何より紫龍のために。

　　　　　所で字面、適当にあわせてただけなのでうちの徘徊時間が
　　　　　２時間４５分ということはありませんので、(＾▽＾ケケケ
　　　　　・・・ま、それなりにお楽しみ下されば幸いです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＢＡＣＫ